音色、譜割、歌い回しなど、曲を構成する様々な各要素でそれぞれに、引っかかりと耳心地の良さのバランスのオリジナリティにこだわった「色」。
活動開始から10周年を迎える火凛 meets abesin、ふたりともヘソが曲がりすぎて元の腹に帰ってきた10年目。街に住む火凛と山で暮らすabesinがいかなるハブも経由せずに繋がり、「場」に依存しない一周まわってグローカルな音楽。
＜楽曲情報＞
楽曲タイトル：色
アーティスト名：火凛 meets abesin
作詞者：火凛
作曲者：火凛 meets abesin
ジャンル：Electronic
レーベル名：PLAY RECORDS 2018
寺院の鐘を逆回しにしたSEから、鋭いホーンが喝を入れる本作のテーマは、クラブ・ミュージックにあるまじき、まさかの「煩悩」。お経の様な歌い出しが予想外に溶け込みつつ違和感を遺す。ソウル、ジャズ、エレクトロと無限にクロスオーバーを続けるクラブカルチャーの貪欲さで、過激な煩悩を剥き出しにした女子たちの黒いアーラヤ識を切り取った清濁ビーツである。ああ六根清浄。
ゲストに都内ジャズ・クラブで常に人気を博す細井寿彦（Sax,Fl）と、bohemianvoodooやPRIMITIVE ART ORCHESTRAで挑戦的なサウンドを追求し続ける木村イオリ(Pf)を迎え、多彩に展開する妄念と欲望に磨きをかけた問題作。
＜楽曲情報＞
楽曲タイトル：煩悩 no.109
アーティスト名：火凛 meets abesin
作詞者：火凛
作曲者：火凛 meets abesin
ジャンル：Electronic
レーベル名：PLAY RECORDS 2018
幼少より、R&Bやジャズ、ファンク、ロック、クラシック、民族音楽、昭和歌謡といった多様な音楽を聴き、それぞれの要素を独自の捉え方で消化吸収、ボーダレスに歌い続けている。低音から超高音までを独特の響きで発することのできる声、そして無国籍な歌いまわしやビブラートといった歌唱スキルが最大の持ち味。作曲や作詞、特にコーラスアレンジのオリジナリティには定評がある。
2009/4/22
「Anti painting (castle) yellow」収録のコンピレーション『Shibuya Lounge Music vol.2 Floor』をavexからリリース
2010/12/10
「DEJAVU - LET'S GET LOST FEAT.火凛」THE RUNNINGからアナログ盤7inchリリース
https://www.jetsetrecords.net/i/816003983852/
2012/1/17
「can't take my eyes of you」eat recordsからアナログ盤12inchリリース
http://www.eat-records.jp/shopdetail/000000001401/
2017/5/18
「黄昏のビギン」PLAY TODAY Inc.からリリース
2017/5/25
「みだれ髪」PLAY TODAY Inc.からリリース
2017/7/3
「Rhythm of The Rain - being you」をKing Street Soundsよりリリース
1977年神奈川県横浜市生まれ。
「Slowly」にアレンジャー・マニピュレータとして加入、Flower Recordsよりアルバム「Universal Thing」リリース。
プロジェクトスタジオ「408studio」主宰。
林 幹（太鼓）とのユニット「taikoronica」ではアルバム計3枚を発表。
DJチーム「横濱ジャズ研」に参画、横浜市主催「開国博Y150」や「トリエンナーレ横浜」に出演。「Motion Blue YOKOHAMA」「青山ever」でプレイ、Bohemianboodoo（JazzBand）と共演。
取材で訪れていたインド・チェンナイで2011年の東日本大震災を知り、帰国後移住することを決意、鹿児島県は屋久島に移り住む。
島の仲間と屋久島民謡の再興をテーマに「黒潮キャラバン」を立ち上げ、屋久島町成人式、安房やくしま夏祭り、屋久島学ソサエティなどに出演、好評を得ている。
荒井 良二作舞台「はっぴいさん」、劇団仲間「給食番長」など、劇伴作品も多数。
with/種市弦, 岡山晃久 Cosmic Project1
@渋谷Last Walz